2019年『M-1グランプリ』王者、ミルクボーイの駒場孝(こまばたかし)さん。
スーツの上からでも、身体を鍛えているのが解るほどの筋肉です。
ボディビル大会に出場した経験もあるそうです。
今回はミルクボーイ駒場さんの筋トレ方法、ボディビル大会の結果についてまとめてみました。
是非最後までお付き合いください。
筋トレを始めたきっかけは父親
駒場さんが筋トレを始めたのは、父親の影響が大きかったそうです。
駒場さんの父親はトライアスロンをやっており、家族を置き去りにして筋トレするような、トレーニングで頭がいっぱいの方でした。
家にもトレーニング器具が揃っており、駒場さんも自然と小学生の頃にはすでに筋トレをはじめていたそうです。
目標はシュワちゃん
中学生になった駒場さんは、筋トレのために近所のジムに通いだします。
そこに置いてあった、あるトレーニング雑誌が目に留まりました。
その雑誌の表紙にはアーノルドシュワルツェネッガーの姿がありました。
駒場さんは、その時「いつかシュワちゃんのような身体を手にいれる!」と決意し、より一層筋トレにハマっていったそうです。
ミルクボーイ駒場の筋トレ方法
駒場さんが休日にトレーニングジムに行く動画がYouTubeにアップされています。
駒場さんが向かったトレーニングジムは【ジャングルジムスポーツ】というジムです。
【ジャングルジムスポーツ】ではスタッフとマンツーマンでスーパーセットを行います。
かなり、高強度なトレーニングで嘔吐してしまう人や、気を失ってしまう人もいるのだとか。
スーパーセットとは、拮抗する筋群同士を連続で交互にトレーニングする事です。
例でいうと、ヒジを曲げる上腕二頭筋(力こぶの筋肉)とヒジを伸ばす上腕三頭筋(二の腕)を交互にトレーニングします。
このようなトレーニングを経験しメンタルも鍛えられたという駒場さん。
筋トレの辛さを乗り越えられるのだから、どんな厳しい仕事でも平然と臨めるそうです。
筋トレから、自信と超ポジティブ思考が得られたといいます。
家やホテルでの筋トレ
『M-1グランプリ』優勝以後、多忙の為ジムに通えなくなってしまった駒場さん。
ホテルや自宅でトレーニングをすることが多くなったそうです。
ホテルでは、腹筋や腕立て伏せ、壁を使って逆立ちなどを行います。
自分の体重だけで行ういわゆる〈自重トレーニング〉ですね。
ジムに行けない環境でも、筋トレは欠かさないストイックな姿勢が表れていますね。
回数は決めずに限界まで行うのが駒場さん流。
回数を決めると、その回数に合わせて疲れるように限界を設定してしまうからだそうです。
家では、40㎏の可変式(重量が変えることが出来る)ダンベル。
インクラインベンチ(背もたれを斜め、垂直にできるベンチ台)。
懸垂台を購入し、ジムに行けない時はトレーニングをしているそうです。
ジムのトレーナーと働いていた【ジャングルジム】とは
駒場さんがトレーニングをしたのは、大阪市西淀川区にある【ジャングルジムスポーツ】です。
2015年から会員として通っていたそうです。
その後、駒場さんはこのジムのトレーナーとしてアルバイトをしていた経験があります。
今でもジムのHPには『幻のトレーナー』として紹介されています。
駒場さんいわく「最近はおしゃれなジムが多い中、ゴリゴリの飾りっけゼロのジム。」だそうです。
ジムの中は、叫び声とメトロノームのクリック音が響く、熱気と緊張が混ざり合ったような、ハードコアなジムです。
元K-1ファイターの角田信朗さんをはじめ、多くのボディビルダーやアスリートが訪れるようです。
ジャングルジムでのトレーニング
【ジャングルジム】では通常のジムとは異なり、トレーナーがつき『ハイインテンシティトレーニング』を行います。
『ハイインテンシティトレーニング』は、ボディビルダーのマイクメンツァー氏が考案した『ヘヴィデューティートレーニング』(1セットしかできない程の高強度トレーニング)を元にしたトレーニング法です。
ハイインテンシティ(高強度)とは「高重量」ではなく筋肉に高い緊張を一定時間持続させる運動という意味です。
『ハイインテンシティトレーニング』の特徴
1.短時間で終わる(それ以上はできないため)30分程で終わる。
2.反動、高重量を使わないので安全。
3.通常の筋トレよりも辛いため、精神面も鍛えられる。
トレーナーとしての評判
とても真面目でトレーナーとしての評判も上々だったと【ジャングルジムスポーツ】の会長、小川淳さんは語っています。
わからないことがあると次回までに調べてきて、会員さんに丁寧に説明していたそうです。
真面目で努力家だからこそ、M-1チャンピオンにまでなれたのかもしれないですね。
ミルクボーイ駒場はボディビル大会で優勝していた
駒場さんは2016年からボディビルの大会に出場しています。
結果は以下の通りです。
引用:Wikipedia
年 出場コンテスト 結果 2016 JBBF 第29回 男子大阪クラス別ボディビル選手権70㎏級 出場 2017 JBBF 第30回 男子大阪クラス別ボディビル選手権70㎏級 5位 2018 JBBF 第31回 男子大阪クラス別ボディビル選手権70㎏級 5位 2018 JBBF 第5回大阪市オープン・クラッシックボディビル選手権175cm以下級 1位 2019 JBBF 第32回 男子大阪クラス別ボディビル選手権70㎏級 7位
手足の長さや骨格のバランスが素晴らしいですね。
筋肉芸人といえば、なかやまきんに君が有名ですが、
きんに君と双璧をなす実力だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はミルクボーイ駒場さんの筋トレ方法、ボディビル大会での結果、ジャングルジムでの情報をまとめてみました。
駒場さんからは、筋トレやボディビルが好きだという気持ちが伝わってきます。
だからこそ、多忙の今でもトレーニングを継続することができ、メンタルも鍛えられたのだと感じます。
その結果が漫才にも活き、M-1での結果に結びついたのかもしれません。
今後のミルクボーイの活躍に期待します。
最後までご覧いただきありがとうございました。