パリ五輪のフェンシング、【男子フルーレ】日本代表に飯村一輝（いいむらかずき）選手が選出されました。
また、飯村一輝選手の父親が、フェンシング界のレジェンド・太田雄貴さんの師匠であったこともわかりました。
今回は、飯村一輝選手と太田雄貴さんの関係性。
また、太田雄貴さんと飯村一輝選手の父親との関係性をまとめてみました。
是非最後までお付き合いください。
飯村一輝のプロフィール
まずは簡単に飯村一輝選手のプロフィールを紹介します。
本名：飯村一輝（いいむらかずき）
生年月日：2003年12月27日
年齢：20歳（2024年7月現在）
出身地：京都府
血液型：O型
出身高校：龍谷大学付属平安高等学校
所属：慶應義塾大学総合政策学部
飯村一輝選手は現在、慶應義塾大学の学生です。
慶応義塾大学を選んだ理由は
セカンドキャリアの為。
学生時代に積み上げた勉強や、キャリアが大事になるので慶應で勉強しておくことを決めたそうです。
海外遠征に行った際、外国では勉強や仕事と両立している選手が多いと体感したそうです。
まさに「文武両道」という言葉が当てはまる選手ですね。
すでに引退後の未来を見据えて、学道とフェンシングに全力で、取り組んでいるようです。
飯村一輝選手の成績
飯村一輝選手はここ数年、輝かしい成績を残しています。
2022年
- ワールドカップ個人 銅メダル
- 世界ジュニア選手権個人 金メダル
- JOCジュニアオリンピックカップ個人 金メダル
2023年
- ワールドカップ団体 銀メダル
- 世界選手権団体 金メダル
- アジア選手権団体 金メダル
- ワールドカップ団体 金メダル
2024年
- ワールドカップ(カイロ)団体 銀メダル
- ワールドカップ(パリ)団体 銀メダル
ワールドカップや、世界選手権でもメダルを獲得しています。
パリ五輪でのメダルの期待も高まっています。
飯村一輝の父親
飯村一輝選手の父親は、ご自身もバドミントン選手として活躍された飯村栄彦（ひでひこ）さんです。
飯村一輝選手がフェンシングを始めたのは、同じくフェンシングの選手であった父親の勧めであったそうです。
「ジュースあげるから、やってみない？」との一言が、きっかけだったそうです。
父親の栄彦さんは一輝選手と同じ、龍谷大学付属平安高等学校の出身で、その後同志社大学のフェンシング選手として活躍されました。
大学卒業後の選手としての成績は見つけることができませんでした。
その後は、同志社大学フェンシング部の顧問に就き、現在もご活躍されています。
左が飯沼一輝選手、右が父親の栄彦さん
また、飯村一輝選手の妹、飯村彩乃選手も今や大活躍しています。
飯村彩乃選手について気になる方はこちらの記事もご覧ください。
父親、栄彦は太田雄貴の師匠だった
飯村一輝選手の父親、栄彦さんはは太田雄貴さんのコーチを務めていました。
ここで一旦、太田雄貴さんを簡単にご紹介します。
太田雄貴さんは、2008年北京五輪男子フルーレ個人で2位、フェンシングでは日本人初のメダリストとなりました。
また、ロンドン五輪男子フルーレ団体でも銀メダルを獲得しています。
現役引退後は、2017年に日本フェンシング協会会長に就任されています。
他にも2021年にはIOCの委員に選出されるなど、
スポーツとフェンシングの発展に尽力されています。
太田雄貴を小学生の時から指導
父親、栄彦さんは、太田雄貴さんが小学生のときからフェンシングの指導をしています。
栄彦さんは当時、まだ高校生だったそうです。
高校生が自分の練習以外に、小学生を指導していたということは、よっぽど太田雄貴さんの才能に惚れ込んだのでしょうか？
太田雄貴さんが中学生、高校生になっても指導は続いたそうです。
栄彦さんも太田雄貴さんも同じ「龍谷大学付属平安中学校、高等学校」の出身です。
栄彦さんは高校を卒業した後も、OBとして学校に行き指導をしていたそうです。
飯村一輝選手も「龍谷大学付属平安中学校、高等学校」の出身ですので飯村親子、太田雄貴さん、三人皆、同じ中学、高校出身ということになりますね。
飯村栄彦は太田雄貴にとってのスター
太田雄貴さんは2012年8月に放送された関西テレビ「スーパーニュースアンカー」にて栄彦さんを次のように語っています。
スターだったんですよ彼（栄彦さん）は。
選手でありながら師匠として直接教えてもらってた。
引退時のLINE
2016年、太田雄貴さんは現役最後の試合が終わった後に栄彦さんに「LINE」を送っています。
その内容は
「最後まで出来の悪い後輩ですいませんでした」
という、謙遜した内容でした。
それに対して飯村栄彦さんは、
「抱きしめてやるから、早く帰ってこい」
と返信したそうです。
師弟愛を感じる、凄く素敵なやりとりですね。
太田雄貴さんは本当に栄彦さんを尊敬していたのですね。
栄彦さんの返しも、ユーモアを交えながらの愛のある言葉です。
飯村一輝は「太田雄貴二世」と言われている
メディアで、飯村一輝選手はよく「太田雄貴2世」と表現されています。
飯村一輝選手も太田雄貴さんを目標にしているようです。
Instagramは始めた際には、初めての投稿に太田選手とのツーショットを上げていました。
ハッシュタグの「親戚のおじさんではありません」には笑ってしまいました。
飯村一輝選手は太田雄貴さんを大変尊敬していて、オリンピックでメダルを獲得し、いつか超えたいと話しているそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はパリ五輪フェンシング【男子フルーレ】日本代表、飯村一輝選手のプロフィール。
飯村一輝選手の父親、栄彦さんと太田雄貴さんの関係性についてまとめてみました。
まだ20歳と若い選手ですが、今回の五輪で金メダルを獲得し、太田雄貴さんを超えてしまうのか、注目です。
飯村一輝選手の、五輪での活躍を期待いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
