歌手 T.M.Revolutionとして、またタレントとしても活躍の西川貴教さん。
最近は筋肉キャラも定着してきました。
そんな西川貴教さんはどんな食生活をして、どんなトレーニングをしているのか、まとめてみました。
是非最後までお付き合いください。
筋トレを始めたきっかけ
もともと、たくさん食べても太らない体質だった西川さん。
一番痩せていた時は39㎏で、身体はガリガリだったそうです。
そんな西川さんが、筋トレを始めたのは30歳になる直前。
きっかけは、ライヴ終わりに脱水症状で倒れてしまった為。
1年に100本以上の公演を行っていたため、疲労の回復が間に合わず、身体が悲鳴をあげていました。
これではいけないと、スポーツトレーナーに相談したところ「筋肉をつけたほうがよい」とアドバイスをもらいました。
筋肉をつけてからは脱水にならなくなったそうです。
筋肉は水分(血液)を貯めることができます。
筋肉量が増えたことで、身体により水分を貯めることができるようになったことで、脱水になりにくくなったと考えられます。
以後、現在まで20年以上筋トレを継続しているというから驚きです。
西川貴教さんの食事メニュー
西川貴教さんは食事に徹底的にこだわっています。
食べ物は、PFCバランスを基に組み立てています。
Protein:プロテイン(タンパク質)
Fat:ファット(脂質)
Carbohydrate:カーボハイドレート(炭水化物)
の頭文字を繋げた言葉。
理想のバランスは P15% F25% C60% と言われています。
西川さんは基本的にローファットで脂質はあまりとらないように気を付けているそうです。
油を取る際はなるべく質の良い植物油やナッツ類でとるようにしています。
普段からグルテン(小麦)フリーと、カゼイン(乳製品)フリーを意識していて、小麦と乳製品はほぼ取らないそうです。
40代後半から大きく変わった食事メニュー
以前は一日一食の生活をしていたという西川さん。
その時は集中力も増し、空腹感も苦ではなかったそうです。
現在は一日4食。減量期には一日6食を少量ずつ食べるとのこと。
タンパク質は主に、鶏ささみ、馬肉、タラ、エビ、卵白から取るそうです。
あとは、野菜、ひじきなどの海藻類、キノコをメインに食しています。
ささみや卵白、ひじきを使った、『オリジナルハンバーグ』もよく作るそうです。
『GI値(血糖値の上昇度)が低い食べ物』にもこだわり、食事を取っています。
また西川さんは、夜9時以降は食事をとらないとマイルールで決めています。
次の日の朝まで食事を取らないので、12時間位間があくそうです。
空腹と戦うのが大変なのだとか。
お水を一日2リットル~6リットル飲む
西川さんは毎日、約2リットル水を飲むそうです。
身体のなかの毒素は水分と一緒に排泄されるので、水分をたくさん取ることが重要と考えています。
多くの水を飲むことで、肌の新陳代謝、ターンオーバーを促すことができます。
年齢による、肌のたるみやハリの減少、くすみにも有効です。
ボディメイクの大会の前は6リットル飲んでいたそうです。
ある日の食事を公開
ある日の食事メニューが「ヘルシスト」のHPに公開されていました。
この日の朝食は和食。
お味噌汁に納豆、さつまいもに魚と野菜でしょうか。
かなりの低カロリー食ですね。
ポイントは淡水化物をお米やパンではなくサツマイモから取っている点だと思います。
サツマイモはGI値が低く、食物繊維が豊富です。
GI値が高いほど急激に血糖が上がり、肥満や糖尿病のリスクになります。
サツマイモ 100gあたりのGI値は約55で、白米は84です。
こちらは同じ日の昼食です。
馬刺しに、ゆで卵白、キノコです。
高タンパクな食事内容ですね。
馬刺しは、高タンパクでありながら低カロリーです。
また、ビタミン、鉄分、カルシウムが豊富です。
奥さんが作る筋肉弁当
西川貴教さんは2020年に二度目の結婚をしています。
お相手は元アナウンサーの一般女性。
そんな奥様が西川さんに【筋肉弁当】を毎日、作ってくれていたそうです。
とり肉(手のひら大のものを6食分に分ける)
アスパラガス
ブロッコリー
キノコ
海藻類
以上を入れた小さなお弁当を2時間おきに6回、当時は夜8時までに食べていたそうです。
西川さんにしては、タンパク質量が少なめなのですし、6回ということは減量中の食事でしょうか?
減量中は少量の食事を6回に分けて食べるそうです。
お弁当を朝に6個も作るのは大変ですね。
奥さんにも支えられ、パフォーマンスを維持されているのですね。
西川貴教さんの筋トレ方法
西川さんは筋トレを週三回、1時間半~2時間おこないます。
有酸素運動は毎日1時間。有酸素運動用のジムにも通われているそうです。
トレーニングの目的は、長期の舞台や、長いツアーを全力でやりきるため、全ての公演を100%でやりきるため。
筋肉を増やし、脂肪が少ない状態を維持するためです。
西川さんのトレーニングの特徴は、複数のトレーニングを組み合わせている点だと思います。
マシントレーニング、ダンベル・バーベルを使ったフリーウエイトトレーニング、自重トレーニングと3種類を全て使いわけています。
筋肉が付きにくくなるという理由で有酸素トレーニングをやらないという方もいますが、西川さんは毎日有酸素運動をするというのも特徴です。
ベストボディ・ジャパン ゴールドクラスで2度の優勝!
西川貴教さんは年齢別ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に2020年、2021年と出場しています。
結果は、モデルジャパン部門ゴールドクラス(50歳~59歳)で2年連続、優勝しております。
『ベストボディ・ジャパン』は、バランスの取れた肉体美と見た目の美しさを競う大会です。
ベストボディ・ジャパンは、各部門で審査基準が異なります。
モデルジャパン部門の審査基準は以下の通りです。
①スリムな身体
引用:ベストボディ・ジャパン
②スタイルの良さ
③ルックス、顔の表情、表現力
④ポージング
⑤ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
⑥知性、品格、誠実さ
普段の体脂肪率は10%前後ですが、大会出場時の体脂肪は4~5%になります。
大会出場時の体重は48~49㎏だったそうです。
一番痩せていた時が39㎏だったので、筋肉だけで約10㎏増やしたことになるので驚きです。
まとめ
西川貴教さんは、過酷なステージスケジュールで脱水を起こし、そのことがきっかけで筋トレを始めました。
筋トレと共に、食事にも気を使うようになり、今ではかなりストイックに食事管理をしています。
その結果、過酷なライブや舞台を乗り切る体力がつき、ボディコンテストでも優勝されました。
まさに努力の人だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。